地元業者と大手業者の違い

地元業者と大手業者の違い

外壁塗装業者をお探しの方は、「大手業者と地元業者、どちらがいいだろう?」という点に悩まれるかもしれません。ここでは、それぞれの違いやメリットなどについて解説いたします。

大手業者と地元業者、どちらが良いのか?

大手業者と地元業者、どちらが良いのか?

外壁塗装業者は大きく分けて「大手業者」と「地元業者」の2種類に分けられます。
大手業者には、TVコマーシャルでも目にするような大手ハウスメーカーなどが当てはまります。大手業者に依頼があった外壁塗装や屋根塗装は、リフォーム専用の事業部やグループ会社などに委託されることがほとんどです。
一方地元業者は、全国展開ではない地域密着型で、塗装工事を専門で行う会社をさします。ポスティングチラシや口コミなどで知る機会が多いでしょう。ホームページを持っている会社も多いので、インターネットでも探すことができます。
大手業者と地元業者とには大きく異なる特徴があるため、メリット・デメリットをしっかりと把握して選ぶのがポイントです。

地元業者を選ぶメリット・デメリット

地元業者を選ぶメリット・デメリット

メリット
メリット1地域特性の理解度
地域によって風の強さや湿度、気温などが異なります。こうした地域の気候に詳しいので、適切な塗料を選ぶことができます。発生しやすい劣化症状を考慮することで、耐用年数がしっかりと保つ塗装が可能です。
メリット2費用が安い
下請けや孫受けがなく、自社施工をしている会社が多いので、中間マージンが発生しません。外壁塗装は費用自体が高額になるため、できる限り無駄な費用を望まない場合には地元業者がおすすめです。
メリット3伝達も早く、すぐに駆けつけてくれる
下請け業者に依頼することなく、見積もりから施工まで一貫して引き受けるので、打ち合わせ内容がもれなくしっかりと引き継がれます。また、何かあった際にも近くに会社があるので、すぐに駆けつけてくれ安心。これにより、移動費用の負担も抑えることが可能です。
デメリット
デメリット1優良企業の見極めが難しい
たくさんの外壁塗装会社があるため、その中から優良企業を見つけるのは大変苦労します。1級塗装技能士や建築業許可など資格や許可証を確認するのも一つの判断材料です。複数社に問い合わせをしてみると良いでしょう。
デメリット2アフターケア・保証
大手業者による施工後のアフターケアや保証制度と比べると、地元業者は保証内容にばらつきがあるので、しっかりと確認しておきましょう。また、保証が付いていても倒産や廃業により対応できなくなるケースもあります。そのため、万が一会社がなくなったとしても補償が受けられるような保険に入っている業者に依頼するようにしましょう。

大手業者を選ぶメリット・デメリット

大手業者を選ぶメリット・デメリット

メリット
メリット1豊富な実績
全国展開をしている大手業者は、依頼を受ける数が地元業者とは大きく異なります。また、新築時に依頼したのと同じハウスメーカーの場合、家の形状や状態を知り尽くしているので、最も適する塗料の選定や補修を行ってもらえます。
メリット2アフターフォロー・保証
トラブルへの対応力が高いのも特徴です。大手の安定した企業であれば施工後から数年経っていたとしても対応してもらえ、次回以降も長くお付き合いができます。また、塗装以外にも防水工事や防シロアリ工事など、必要なメンテナンスも適切に対応してもらえます。
デメリット
デメリット1費用が高い
大手業者の場合、下請けの業者に委託して外壁塗装を行っています。中には孫請業者まで委託する場合もありますが、これにより中間マージンが発生してしまうので、地元業者に頼むよりも費用が高くなります。
デメリット2伝達の不安
見積もりを作成した部門と実際に施工を行う職人が別会社の場合が多く、打ち合わせで伝えた要望や施工方法、金額などでトラブルが生じるケースがあります。そのため、最初の打ち合わせ内容や要望がしっかりと伝わっているか注意が必要です。また、配置転換で担当者が途中で入れ替わる可能性もあります。

結局、みんなはどこに依頼している?

結局、みんなはどこに依頼している?

平成22年に日経BPコンサルティングが行った調査「リフォーム検討時の問い合わせ先のデータ」では、最も多かった問い合わせ先として「地元密着の工務店(38.4%)」という結果がでています。
2位が「リフォーム専用業者(22.2%)」、3位が「大工・職人(15.6%)」となっており、大手企業の「ハウスメーカー(13.4%)」「全国規模の大手住宅会社(7.3%)」とは大きな差がついていました。
これらの結果より、多くの方が地元業者へ相談・依頼していることがわかります。

複数業者から見積もりをもらい比較しよう

メリットやデメリットを総合的に判断するために、複数業者から見積もりを取得して比較することが大切です。例えば大手業者2社、地元業者2社などに依頼し、比較してみるとよく分かります。
手間や時間がかかってしまいますが、大切な家を10年以上任せる業者ですので、しっかりと選定することをおすすめします。
業者によっては塗装内容や補修内容なども異なります。同じ内容で見積もりを取ると比較しやすいので、情報収集は事前にしっかりと行なっておきましょう。

まとめ

外装塗装を行う地元業者と大手業者の違いについてご案内しました。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自分に最も合った業者を選ぶ時の参考にしてください。丁寧に外壁塗装を行う優良企業の見分け方や、見積書に関する情報については、下記のリンクもご参照ください。

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